User Guide

VRA 使い方ガイド

患者情報の入力から、画像解析・診断書作成・Word出力まで
7ステップで完全解説します。

📋 7ステップ完全解説 🖨️ PDF印刷対応 🐾 獣医師向け
目次 — 7ステップ
Step 01

患者情報を
入力する

診察対象の動物の基本情報を入力します。品種データベースとの照合に使用されます。

VRAにアクセスしたら、まず患者の基本情報を入力します。各項目はドロップダウン形式で選択できるため、入力ミスを防ぐことができます。

🎂 年齢 ドロップダウンで選択(例:7歳)
🐾 動物種 犬・猫などから選択
🦴 品種 117品種のデータベースから選択
⚧️ 性別 オス・メス(去勢・避妊の有無も含む)
⚖️ 体重 kg単位で数値入力
患者情報入力画面
患者情報入力画面 — 年齢・動物種・品種・性別・体重をドロップダウンで入力

💡 ポイント

品種を正確に選択することで、その品種固有のVHS正常値や遺伝的疾患リスクが解析に自動反映されます。「雑種」の場合は「Mix」を選択してください。


Step 02

画像・診療情報を
入力する

X線画像をアップロードし、主訴や所見を入力します。

患者情報の入力後、診察画像と診療メモを入力します。この情報が後のAI解析の基盤となります。

🫁 画像アップロード X線画像など(JPG/PNG対応)
📝 診療メモ 主訴・身体検査所見・その他気になる点を自由記述

🎙️ 音声入力が便利です

診療メモはキーボード入力だけでなく、スマートフォンの音声入力でも入力できます。iPhoneならキーボードのマイクアイコン(🎙️)をタップして話すだけ。聴診しながら口頭でそのまま入力できるので、タイピングより速い場合もあります。
多少の誤字・誤変換があってもAIが文脈を読んでフォローしてくれます。入力後に内容をざっと確認するだけでOKです。

画像アップロードエリア
画像アップロードエリア — クリックしてX線画像(JPG/PNG)を最大10枚まで選択
画像アップロード後の状態
アップロード後 — ファイル名が一覧表示され、削除も可能
📁 実際にアップロードしたX線画像のサンプル
X線サンプル1 側面像 X線サンプル2 側面像 X線サンプル3 正面像 X線サンプル4 正面像

⚠️ 注意事項

画像は鮮明なものをアップロードしてください。X線装置やPACSのスクリーンショット(Windows・Mac)またはJPG/PNG形式での出力を推奨します。スマートフォンでモニターを撮影した画像は、反射・歪み・ノイズにより解析精度が大幅に低下するためお勧めしません。

💡 iPhone小技:写真をスクショするだけでPNG変換できます
写真アプリで写真を表示した状態でスクリーンショット(サイドボタン+音量↑ボタン)を撮ると、PNG形式で保存されます。AirDropでMacに送ればそのままアップロード可能。変換ツール不要です。


Step 03

画像所見を
生成する

AIが画像を解析し、医学的所見をリアルタイムで生成します(ボタン1)。

画像と患者情報の入力が完了したら、以下のボタンをクリックしてAI解析を開始します。

1
1 - データを読み取って画像の解析結果を表示する
ボタン1クリック前の画面
ボタン1クリック前 — 患者情報・画像・診療メモが入力された状態

ボタンをクリックすると、AIが以下の内容をリアルタイム(ストリーミング)で生成します:

🫁 画像所見の例(X線胸部)
心陰影軽度拡大所見あり。VHS 11.2v(当品種正常値:9.0〜10.5v)
肺野左尾葉に軽度の血管影増強を認める。明らかな浸潤影なし。
横隔膜両側明瞭。気管分岐部の位置は正常範囲内。
骨・軟部明らかな骨折・骨溶解像なし。
AI解析結果の表示
AI解析結果(生成完了後) — 画像所見が構造化テキストで出力される。内容は直接編集可能

✏️ 所見の修正について

生成された所見はテキストとして編集可能です。AIが生成した内容に誤りがある場合や、加筆が必要な場合はその場で直接修正してください。この修正内容は次のステップでも引き継がれます。

🎙️ 修正にも音声入力が使えます:テキストエリアをタップしてカーソルを置き、スマートフォンのマイクアイコンで話すと追記・修正もハンズフリーで行えます。


Step 04

統合診断サマリーを
生成する

画像所見と診療メモを統合した、総合的な診断サマリーを生成します(ボタン2)。

ステップ3で確認・修正した画像所見をもとに、診療メモの内容も統合した総合的な診断サマリーを生成します。

2
2 - 修正して解析結果を表示する

ボタンをクリックすると、AIが以下の情報を統合して判断します:

🖊️ 修正済み画像所見 ステップ3で確認・編集した内容
📋 診療メモ ステップ2で入力した主訴・身体検査所見
統合診断サマリーの表示画面
統合診断サマリー — 画像所見・診療メモを統合した総合的な診断内容が生成される

💡 ポイント

生成された統合診断サマリーも修正可能です。次のステップ(文書作成)では、ここで確認・修正した内容が使用されます。飼い主向けの説明文の精度を高めるためにも、この段階での内容確認を推奨します。


Step 05

病院情報を
入力する

完成文書に記載される病院名と獣医師名を入力します。

診断書・説明文書に記載するための病院情報を入力します。この情報は出力されるWord文書に自動的に挿入されます。

🏥 病院名 例:〇〇どうぶつ病院
👨‍⚕️ 獣医師氏名 担当獣医師の氏名
病院情報入力フォーム
病院情報入力フォーム — 病院名・獣医師名・文書タイプ・文章スタイルなどを設定

⚠️ 注意事項

入力した病院名・氏名はそのまま文書に反映されます。正式名称・正式な氏名を入力してください。


Step 06

最終文章を
作成する

完成した説明文書・臨床サマリーを確認・修正します(ボタン3)。

病院情報の入力後、最終的な文書を生成します。飼い主に渡すことを前提とした、わかりやすい表現に自動変換された文書が完成します。

3
3 - 文書を作成する
完成した診断書・説明文書
完成した説明文書 — 飼い主向けにわかりやすく変換された文書。この画面で直接編集も可能
📄 生成される文書の構成例
病院名・日付〇〇どうぶつ病院 2026年4月27日
患者情報トイプードル・オス・7歳・体重3.2kg
今日の検査について今日はレントゲン検査(胸部)を行いました。
検査結果心臓の大きさが正常範囲をわずかに超えています。この状態を「軽度の心拡大」と呼びます。
今後について経過観察と定期的な再検査をお勧めします。
担当獣医師〇〇 〇〇

✏️ 最終修正について

生成された文書はここで自由に修正できます。表現をより院のスタイルに合わせたい場合や、追記が必要な事項がある場合はこの段階で編集してください。修正内容はステップ7でVRAのDBに記録し、ダッシュボードで履歴を確認できます。


Step 07

記録して
ダウンロードする

修正内容をVRAに記録させ(ボタン4)、Word文書(.docx)としてダウンロードします(ボタン5)。

最終確認が完了したら、以下のボタンをクリックして完了です。VRAが修正内容を記録し、次回以降の精度向上に活用します。同時にWord文書がダウンロードされます。

4
5 - Wordでダウンロード
🧠 記録機能 獣医師による修正内容を記録し、ダッシュボードに履歴を表示します。
📄 Word出力 .docx形式でダウンロード。そのままご使用いただけます
ダウンロード完了の状態
ダウンロード完了 — .docx形式でFinderのダウンロードフォルダに保存される
Wordファイルプレビュー(前半)
Word文書(前半) — 検査結果・各所見が構造化して記載
Wordファイルプレビュー(後半)
Word文書(後半) — 飼い主向け総合説明・担当獣医師名で締めくくり

🎉 完了!ワークフローのまとめ

以上でVRAの1症例分のワークフローが完了です。患者情報入力から完成文書のダウンロードまで、平均3〜5分で完了します。VRAによって短縮できた時間を、患者さんと向き合う時間にできます。

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